教室を運営していると、新しく入会する生徒さんもいれば、途中で退会する生徒さんもいます。
当たり前のことなんですけどね。
せっかく「がんばろう!」と入会した子が途中でやめていくのは、いつになっても慣れることはなく、毎回本当に淋しく残念な気持ちで一杯になります。
先日、マンツーマンレッスンを始めて数か月の女子中学生のお子さんが退会することになりました。
彼女の成績をどう効率的にUPさせられるか考え、保護者の方には何度も様々なご提案を差し上げてきましたが、受講者本人の気持ちが前向きにならないとどうしようもありません。
レッスン中は何度となくわずかな手ごたえを感じましたし、彼女の表情からも『AHAモーメント』が見られたときがあったのですけどね…。
彼女を最後までサポートできなかったのが本当に残念でなりません。
レッスン最終日に、「期末考査で平均点以上の点数だった!」と喜ぶ彼女ですが、私の目にはこの先に立ち込める暗雲がはっきりと見えています。
どうしたものか…。
「最後に、彼女のために何をどこまでできるか」についていろいろ考えた結果、レッスン最終日は『英語の勉強の仕方』をステップ順に手ほどきすることにしました。
どんな塾に通おうが、どんな家庭教師についてもらおうが、答えを教えてもらうだけではいつまでたっても『学習』になりません。
受動的ではなく能動的に学んでもらいたい。
私の意図が彼女に伝わっていたらいいなぁ。
何はともあれ、彼女の新たな旅立ちにエールを送ります!
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